コンテンツをアップロードする
ウェブサイトを既に作成した場合や、ウェブ制作会社に作成を依頼した場合は、完成後にウェブサイトファイルとフォルダをプロバイダのサーバにアップロードするだけです。デフォルトで、ウェブサイトコンテンツは httpdocs
ディレクトリにアップロードする必要があります。Plesk for Windows の場合、コンテンツを仮想ディレクトリにアップロードすることもできます。複数バージョンの ASP.NET を使用する複数の ASP.NET アプリケーションをウェブサイトで提供したい場合、この機能が便利です。詳しくは「仮想ディレクトリを使用する」セクションを参照してください。
コンテンツを以下のいずれかの方法でアップロードできます。
- FTP を使用:この方法は、顧客アカウントにアクセスする必要がないことから、複数のユーザがウェブサイトのコンテンツを管理する必要がある場合に便利です。これらのユーザ用に FTP ユーザを作成するだけで準備完了です。この方法について詳しくは、「FTP 経由でコンテンツをアップロードする」セクションを参照してください。
- 顧客パネルのファイルマネージャを使用する: この方法は、顧客パネルの GUI を使用するため、HTML エディタやファイルパーミッションマネージャといった便利な機能の数々を利用することができ、より有用です。ファイルマネージャの機能について詳しくは、「ファイルマネージャでコンテンツをアップロードする」セクションを参照してください。
このセクションの内容: |
FTP 経由でコンテンツをアップロードする
FTP とは、「File Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル」の略であり、インターネット経由でファイルを転送する方法です。FTP 経由でファイルをアップロードするには、FTP クライアントという特別なプログラムが必要です。例えば FileZilla は、無償提供されている信頼性のある FTP クライアントです。こちらからダウンロードすることができます。
https://filezilla-project.org/download.php?type=client
マニュアルはこちらで提供されています。
https://wiki.filezilla-project.org/Documentation
もちろん、他の FTP クライアントを選んで使用することもできます。FTP サーバに接続するには、以下の情報が必要です。
- FTP サーバのアドレス: FTP アドレスは ftp://your-domain-name.com という形式にします(your-domain-name.com はサイトのインターネットアドレスです)。
- FTP ユーザ名: システムユーザ名と同じです。システムユーザ名が Plesk へのログインに使用するユーザ名と異なる場合があります。システムユーザ名は、[ウェブサイトとドメイン]で[ウェブホスティングアクセス]をクリックして確認することができます。この情報は[ユーザ名]に登録されています。必要に応じてシステムユーザを変更することができます。
- FTP パスワード: システムユーザのパスワードと同じです。システムユーザのパスワードがわからない場合、[ウェブサイトとドメイン]に進み、[ウェブホスティングアクセス]をクリックして確認することができます。パスワードは、[パスワード]でリセットできます。
FTP 経由でウェブサイトを公開するには:
- 自社の FTP アカウントのユーザ名とパスワードを使用して、FTP クライアントプログラムでサーバのウェブスペースに接続します。
ファイアウォールを使用している場合は、パッシブモードを有効にします。パッシブモードの設定方法は、使用している FTP クライアントのマニュアルを参照してください。
- サイトのファイルとディレクトリを
httpdocs
ディレクトリにアップロードします。CGI スクリプトを使用する場合、cgi-bin
ディレクトリにスクリプトを置きます。 - FTP セッションを終了します。
また、ウェブサイトコンテンツに関して他のユーザとコラボレーションする必要がある場合は、追加の FTP アカウントをセットアップすることもできます。詳しくは、「FTP アカウントを追加する」セクションを参照してください。
ファイルマネージャでコンテンツをアップロードする
ファイルマネージャを使用してコンピュータから Plesk サーバへウェブサイトをアップロードするには、以下の手順に従ってください。
- コンピュータで、ウェブサイトのファイルが含まれるフォルダをアーカイブに追加します(フォルダを右クリックして、コンテキストメニューから[送る]>[圧縮 (zip 形式) フォルダー]を選択します)。
- 顧客パネルで、[ファイル]に進み、
httpdocs
フォルダをクリックして開き、[ファイルをアップロード]をクリックしてアーカイブファイルを選択し、[開く]をクリックします。 - ファイルをアップロードしてから、横のチェックボックスをオンにして、[ファイルを展開]オプションを選択します。
ウェブサイトのページを編集したい場合は、ファイルマネージャで実行できます。HTML ページを視覚的に編集できる HTML エディタが含まれているため、HTML タグを直接入力する必要はありません。HTML エディタでファイルを編集するには、ファイル上にカーソルを置き、 をクリックしてファイルのコンテキストメニューを開き、[HTML エディタで編集]を選択してください。
また、ファイルマネージャのテキストエディタでファイルを編集することもできます。テキストエディタでファイルを開くには、 をクリックし、[テキストエディタで編集]を選択します。
ファイルやウェブページにインターネットアクセスできないようにするには、ファイルマネージャでこれらのアクセスパーミッションを変更します。ファイルまたはディレクトリのアクセスパーミッションを編集するには、 をクリックしてコンテキストメニューを開き、[パーミッション変更]を選択します。パーミッションのレビューおよび編集方法については、「ファイルおよびディレクトリのアクセスパーミッションを設定する」セクションを参照してください。
ウェブサイトファイルとフォルダをファイルマネージャでアップロードおよび編集する方法について詳しくは、「ウェブサイトコンテンツ」セクションを参照してください。