概要: Plesk 管理者パスワードが漏えいすると、第三者が Plesk にアクセスしてサーバやホストされているウェブサイトに害を及ぼす危険性があります。管理アクセスを制限することで、セキュリティを強化し、Plesk が不正アクセスを受ける可能性を減らすことができます。

In this topic, you will learn how stop anyone from logging in to Plesk as administrator from one or more specific IP addresses, and also how to make it so that logging in to Plesk as administrator is only possible from one or more specific IP addresses.

Plesk では、特定の IP アドレスやアドレスからの管理アクセスを防止するか、特定の IP アドレスまたはアドレスのみに管理アクセスを制限することができます。許可されない IP アドレスから Plesk へのログインを試みたユーザにはエラーメッセージが表示されます。Plesk への管理アクセスを制限しても、リセラーや顧客による Plesk へのログインは、たとえ許可されない IP アドレスからでも遮断されません。

注釈: 特定の IP アドレスからの管理アクセスを制限しても、サーバへの受信接続はブロックされません。たとえば、SSH または RDP 経由の接続は遮断されません。Plesk 管理者のパスワードがサーバの「root」または「administrator」ユーザのパスワードと一致しないことを確認してください。

1 番目のオプションはより寛容です。(たとえば Fail2Ban ログ を確認して)特定の IP アドレスから発生している疑わしいアクティビティに気づいた場合、この IP アドレスを使用するすべてのユーザが Plesk への管理アクセス権を持たないように設定できます。

特定の IP アドレスから Plesk への管理アクセスを防ぐには:

  1. Plesk にログインします
  2. Go to Tools & Settings > IP Access Restriction Management (under “Security”).
  3. [設定]をクリックし、[リストに含まれるネットワークを除き、アクセスを許可する]ラジオボタンをオンにして、[OK]をクリックします。
  4. [ネットワークを追加]をクリックし、Plesk への管理アクセスをブロックすべき IP アドレスまたはアドレスを指定します。
    • 個別 IP アドレス(たとえば 192.168.1.110)
    • IP アドレスのサブネット(たとえば 123.0.0.1/16 または 123.123.*.*)
  5. [OK]をクリックします。

これで、Plesk への管理アクセスは、明示的に禁止した IP アドレスを除くすべての IP アドレスから可能になります。

2 番目のオプションはより限定的です。Plesk への不正アクセスが発生する可能性は最低限になりますが、非日常的な場所で Plesk にアクセスするのが難しくなります(旅行中に Plesk にアクセスする必要がある場合など)。さらに、管理アクセスを特定の IP アドレスのみに制限すると、Plesk Mobile を使用して Plesk を管理する機能が阻害される可能性があります。通常、携帯電話は固定 IP アドレスを持たないためです。

Plesk への管理アクセスを特定の IP アドレスに制限するには:

  1. Plesk にログインします
  2. Go to Tools & Settings > IP Access Restriction Management (under “Security”).
  3. [設定]をクリックし、[リストに含まれないネットワークからのアクセスを拒否する]ラジオボタンをオンにして、[OK]をクリックします。
  4. [ネットワークを追加]をクリックし、Plesk への管理アクセスを許可すべき IP アドレスまたはアドレスを指定します。
    • 個別 IP アドレス(たとえば 192.168.1.110)
    • IP アドレスのサブネット(たとえば 123.0.0.1/16 または 123.123.*.*)
  5. [OK]をクリックします。

これで、Plesk への管理アクセスは、明示的に許可した IP アドレスまたはアドレスからのみ可能になります。

Plesk への管理アクセスを制限する際に、誤って自分の IP アドレスからの管理アクセスを禁止してしまう場合があります。

  • 特定の IP アドレスから Plesk への管理アクセスを禁止するときに、リストに自分の IP アドレスを追加してしまう
  • Plesk への管理アクセスを特定の IP アドレスのみに制限するときに、リストに自分の IP アドレスを追加するのを忘れてしまう

このような失敗を回避するために、Plesk は以下のエラーメッセージによって、ユーザが自分の IP アドレスから管理者権限で Plesk にログインできなくなることを伝えます。

image warning

Plesk から自分を締め出してしまった場合、こちらの KB 記事の手順に従い、アクセスを回復してください。

必要な場合、管理アクセスを制限するためにリストに追加した IP アドレスを編集・削除することができます。IP アドレスを編集するには、当該 IP アドレスをクリックし、IP アドレスの値を変更して、[OK]をクリックします。IP アドレスを削除するには、当該 IP アドレスのチェックボックスをオンにして、[削除]をクリックし、削除の確認に[はい]をクリックします。