インストーラコンソールを使用して Plesk for Linux をアップグレードする
最新の安定リリース以外の Plesk バージョンにアップグレードするには、対話型コンソールを使用してアップグレードできます。
注釈: Plesk Obsidian には、Plesk Onyx 17.0 以降からアップグレードできます。OS がサポートされているかご確認ください。Plesk 12.5 以前を使用している場合、まず Plesk Onyx にアップグレードしてください。
まず、サーバに SSH 経由で接続し、以下のコマンドを実行します。
wget https://autoinstall.plesk.com/plesk-installer
chmod +x plesk-installer
./plesk-installer
これにより、シェルでコンソールが起動します。
インストーラがファイルをダウンロードするディレクトリを変更するには(デフォルトでは ./parallels
)、--target <必要なディレクトリのパス>
オプション付きでインストーラを実行します。
./plesk-installer --target /tmp/plesk_download
デフォルトでは Plesk サーバからダウンロードされます。ただし、別のサーバからインストールしたい場合(ローカルミラーをセットアップした場合など)や、ローカルディスクからインストールしたい場合(あらかじめインストールファイルをダウンロードした場合)もあるかもしれません。別のソースからインストールするには、--source <URL またはローカルパス>
オプション付きでインストーラを実行します。
./plesk-installer --source http://local.example.com/plesk_download
./plesk-installer --source /tmp/plesk_download
HTTP プロキシの背後にあるサーバで Plesk をアップグレードする場合、--proxy-host <IP アドレスまたはホスト名>
および --proxy-port <ポート>
オプションを追加することでプロキシサーバのアドレスを構成できます。認証が必要な場合には、--proxy-user <username>
および --proxy-password <password>
オプションを使用してユーザ名とパスワードを設定できます。
./plesk-installer --proxy-host http://proxy.example.com \
--proxy-port 8080 --proxy-user john_doe \
--proxy-password MySecurePass#123
アップグレード時にグラフィカルインターフェースを使用するには、「インストーラ GUI を使用して Plesk for Linux をアップグレードする」トピックを参照してください。
「IMPORTANT」(重要)と記されたテキストを読んでから、N と入力し、Enter キーを押して先に進みます。
次に、アップグレードする Plesk バージョンを選択する必要があります。ここでは、最新の Plesk リリースをインストールしようとしています。
F と入力して Enter キーを押し、先に進みます。Plesk インストーラにより、選択した Plesk バージョンのインストールファイルがダウンロードされ、確認を求めるプロンプトが表示されます。
F と入力して Enter キーを押し、アップグレードを開始します。