Mail Import により、サードパーティの IMAP メールサービス(Gmail または Yahoo! メール)でホストされているメールボックスまたはコントロールパネル(Plesk や cPanel など)で管理されているメールボックスのコンテンツを、Plesk サーバでホストされているメールボックスに移行できます。Mail Import は次のようにメールを移行します。

  • すべての IMAP フォルダ(カスタムフォルダを含め)とそこに含まれるメールをコピーする。
  • 移行されたメールの日付を保存する。
  • 移行されたメールの「既読」「未読」ステータスを維持する。
  • 移行後もインポート元メールボックスのメールは削除しない。

Mail Import を使用する前に、インポート元メールボックスを構成する必要があります。メールサービスプロバイダに応じて、以下を行う必要がある可能性があります。

  • インポート元メールボックスへの IMAP アクセスを許可する。
  • Gmail では、セキュリティがより低いアプリケーションへのアクセスを許可する。
  • Google の 2 段階認証を使用している場合、インポート中は無効にするか、 アプリケーションのパスワードを生成 してインポート元のパスワードとして使用します。

メールをインポートするには:

  1. 最新バージョンの Site Import 拡張がインストールされていることを確認します。
  2. [Domains] に移動し、必要なウェブサイトをクリックし、 [Mail Importing] をクリックして、 [Import mail messages] をクリックします。
  3. メールアドレス全体(たとえば user@example.com )とインポート元メールボックスのパスワードを指定します。メールアドレスのうち @ の前の部分( user )だけを指定する場合、続行するにはインポート元 IMAP サーバのホスト名または IP アドレスも指定する必要があります。インポート元 IMAP サーバのホスト名がわからない場合、メールサービスのプロバイダまでお問い合わせください。
  4. インポート先のメールアドレスを選択します。新しいメールボックスを作成するか、既存のものを選択することができます。
  5. [OK] をクリックします。

Plesk が IMAP over SSL 経由でインポート元サーバに接続を試みます。インポート元サーバが IMAP 経由の暗号化接続をサポートしない場合や、自己署名 SSL/TLS 証明書または無効な SSL/TLS 証明書で保護されている場合には、安全でない接続経由でのメールのインポートを許可するよう Plesk から要求されます。

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SSL なしの IMAP 経由でメールを移行することに同意する場合、 [Continue anyway] をクリックしてメールの移行を開始します。

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同意しない場合(たとえば、メールに機密情報が含まれる場合)、 [Cancel importing] をクリックして、このメールサービスでは Mail Import を使用しないでください。インポート元メールサーバの管理者に問題の解決を依頼します。

高度な設定を使用する Mail Import

デフォルトで、Mail Import ではほとんどのメールサービスに適した IMAP 設定を使用します。ただし、特定の場合には、高度な設定を指定する必要がある可能性があります。

  • デフォルトで、Plesk はインポート元 IMAP サーバのホスト名または IP アドレスを自動的に検出します。インポート元のログイン名としてメールアドレスを完全に( user@example.com のように)指定しない場合や、インポート元 IMAP サーバのホスト名が自動的に検出されない場合は、[Source IMAP host]フィールドに手動で入力してください。インポート元 IMAP サーバのホスト名がわからない場合、メールサービスのプロバイダまでお問い合わせください。
  • デフォルトで、Plesk は IMAP 経由でインポート元メールサーバに接続し、IMAP over SSL では TCP ポート 993 を、プレーンな IMAP では 143 を使用します。インポート元メールサーバでカスタム IMAP ポートを使用している場合、[Source IMAP(インポート元の IMAP)]フィールドにこのポート番号を指定します。
  • デフォルトで、Plesk は IMAP over SSL 経由でインポート元サーバへの接続を試みます。これが失敗した場合、SSL なしで続けるか、メールのインポートをキャンセルするかを質問されます。常に IMAP over SSL のみまたはプレーンな IMAP のみを使用するには、[Source IMAP encryption(インポート元 IMAP の暗号化)]ドロップダウンリストで該当するオプションを選択します。
  • インポート元メールサーバに IMAP 経由で接続する場合、TCP タイムアウトのデフォルト値は 30 秒です。Plesk が接続をその時点で確立できない場合(インポート元メールサーバが遅い場合など)、[Source IMAP timeout(インポート元 IMAP のタイムアウト)]フィールドの値を増加して試すことができます。
  • デフォルトで、インポート元サーバでの IMAP フォルダの区切り記号は自動的に検出されます。Plesk が自動的に検出できない場合、メールはすべてインポートされますが、メールフォルダの構造が失われるか破損する可能性があります。この場合、[Source IMAP folder separator(インポート元 IMAP フォルダの区切り記号)]に「 w/a 」と指定して、もう一度移行を試みます。

[Mail Importing(メールのインポート)]ボタンを非表示にする

panel.ini ファイルに以下の行を追加することで、 [Mail Importing(メールのインポート)] ボタンを非表示にできます。

[ext-site-import]
allowMailImport = false