ウェブサイトで使用できるパーミッション

以下は、Plesk で実行できるオペレーションに関連するパーミッションの一覧です([アカウント]>[パーミッション]タブに表示されます)。

  • DNS ゾーン管理: ウェブサイトの DNS ゾーンにあるリソースレコードを管理します。DNS とは、「Domain Name System(ドメインネームシステム)」の略です。ウェブブラウザはこのサービスを利用して、ドメイン名でウェブサイトを検索します。

    ウェブサイトの DNS 設定を構成する方法について詳しくは、「(高度)ドメイン用に DNS を構成する」を参照してください。

  • ホスティング設定管理: カスタムウェブサーバ設定、スクリプティング言語のサポートなどのウェブホスティング設定を管理します。
  • 共通 PHP 設定管理:ウェブサイトの共通の PHP 設定(safe_mode、open_basedir など)を調整します。
  • SSH 経由のサーバアクセスの管理リモートデスクトップ経由のサーバアクセスの管理:セキュアシェル(Linux)またはリモートデスクトップ(Windows)接続経由で、ファイルの管理とウェブコンテンツのアップロードのためにサーバに安全に接続します。
  • 匿名 FTP 管理: フォルダをサーバ上にセットアップし、インターネットユーザが FTP プロトコル経由でアクセスできるようにします。このフォルダのアドレスは「ftp://downloads.example.com」のようにします。ファイルの閲覧、ダウンロード、アップロードのためにユーザ名とパスワードを指定する必要がないため、この機能を「匿名 FTP(anonymous FTP)」と呼びます。

    FTP フォルダをアクセス無制限でセットアップする方法について詳しくは、「匿名 FTP アクセスをセットアップする」セクションを参照してください。

  • スケジューラ管理: サーバの OS でプログラムまたはスクリプトの実行をスケジュールします。

    タスクのスケジューリングについて詳しくは、「タスクをスケジューリングする」の章を参照してください。

  • スパムフィルタ管理: 迷惑メール(スパム)防御のカスタム設定を行います。

    スパムフィルタリングのセットアップについて詳しくは、「スパムから防御する」セクションを参照してください。

  • アンチウイルス管理: ウイルスをはじめとする自己増殖する悪意あるソフトウェアからシステムを防御するために、カスタム設定を行います。

    ウイルス防御のセットアップについて詳しくは、「ウイルスから防御する」セクションを参照してください。

  • サーバストレージを使用する契約データのバックアップと復元: Plesk のバックアップマネージャツールを使用して、ウェブサイト、メールアカウント、データベース、ログと統計、カスタムエラーページ、メーリングリスト、SSL 証明書と DNS 情報などの契約データをバックアップまたは復元したり、Plesk と同じサーバにバックアップファイルを保管することができます。

    データのバックアップと復元について詳しくは、「(高度)ウェブサイトをバックアップまたは復元する」の章を参照してください。

  • FTP ストレージを使用する契約データのバックアップと復元: Plesk のバックアップマネージャツールを使用して、ウェブサイト、メールアカウント、データベース、ログと統計、カスタムエラーページ、メーリングリスト、SSL 証明書と DNS 情報などの契約データをバックアップまたは復元したり、指定したサーバの FTP ディレクトリにバックアップファイルを保管することができます。
  • サーバストレージを使用するアカウントデータのバックアップと復元:Plesk のバックアップマネージャツールを使用して、契約とアカウントのデータをバックアップまたは復元したり、Plesk サーバ上のストレージをバックアップの保管に使用したりできます。このタイプのバックアップは、契約のバックアップ(アカウントデータなし)との混同を防ぐためにデフォルトで使用可能になっていません。
  • FTP ストレージを使用するアカウントデータのバックアップと復元: Plesk のバックアップマネージャツールを使用して、契約とアカウントのデータをバックアップまたは復元したり、外部 FTP サーバをバックアップの保管に使用したりできます。このタイプのバックアップは、契約のバックアップ(アカウントデータなし)との混同を防ぐためにデフォルトで使用可能になっていません。
  • ウェブ統計管理:訪問者統計レポートのカスタムプリファレンスをセットアップします。

    ウェブサイト訪問者の統計の構成と表示について詳しくは、「統計を表示する」セクションを参照してください。

  • ログローテーション管理: ウェブサーバログのリサイクル(ローテーション)に関するカスタムプリファレンスをセットアップします。ウェブサーバには、サイトへの接続に関する情報や、存在しないファイルの取得を試行したときに発生するエラーに関する情報が記録されます。これらのログファイルは、ウェブサイトのデバッグのために使用できます。

    ウェブサーバへのアクセスログに関する作業について詳しくは、「ログファイル」セクションを参照してください。

  • アプリケーションカタログへのアクセス: ウェブサイト上でアプリケーションを表示およびインストールします。アプリケーションについて詳しくは、「ウェブアプリケーション」セクションを参照してください。
  • WordPress Toolkit へのアクセス: 単一の管理インターフェースを使用して、ウェブサイトにインストールされた WordPress インスタンスを管理します。詳しくは、「WordPress Toolkit」セクションを参照してください。
  • WordPress Toolkit セキュリティ管理: WordPress Toolkit で使用可能なセキュリティオプションを管理します。
  • プロバイダのポリシーを上書きする潜在的に安全ではないウェブスクリプトオプションのセットアップ:プロバイダが適用したホスティングセキュリティポリシーを上書きすることができます。
  • ドメイン管理: 新しいウェブサイトをセットアップし、管理します。

    ウェブサイトのセットアップについて詳しくは、「最初のウェブサイトをセットアップする」および「ドメインを追加する」セクションを参照してください。

  • サブドメイン管理:「forum.example.com」のようなアドレスで新しいウェブサイトをセットアップし、管理します。

    サブドメインのセットアップについて詳しくは、「サブドメインを追加する」セクションを参照してください。

  • ドメインエイリアス管理:サイトに対して追加のドメイン名をセットアップし、管理します。

    ドメインエイリアスのセットアップについて詳しくは、「ドメインエイリアスを追加する」の章を参照してください。

  • 追加 FTP アカウント管理:追加 FTP アカウントをセットアップし、管理します。ウェブサイトコンテンツでのコラボレーションを有効化するためには、他のユーザに FTP アカウントをセットアップして、これらのユーザがアクセスできるディレクトリを指定します。

    FTP アカウントのセットアップについて詳しくは、「FTP アカウントを追加する」セクションを参照してください。

  • Java アプリケーション管理: WAR アーカイブで配布されている Java アプリケーションや、サードパーティベンダーまたはアプリケーション開発者から入手した Java アプリケーションをインストールし、管理できます。
  • メール設定の変更: ウェブメールクライアントの選択や、ドメイン用のメールサービスのオン/オフ切り替えなど、メールサーバ設定を管理します。
  • メーリングリスト管理:メーリングリストのセットアップと管理を行います。

    メーリングリストのセットアップと使用について詳しくは、「メーリングリストを使用する」セクションを参照してください。

  • ホスティングパフォーマンス設定管理:ウェブサイトへの接続の帯域幅と数を制限します。

    サイトの帯域幅使用制限について詳しくは、「ウェブサイトへの接続の帯域幅と数を制限する」を参照してください。

  • IIS アプリケーションプール管理:IIS アプリケーションプールのカスタムプリファレンスをセットアップします(Windows ベースの顧客アカウントのみ)。

    IIS アプリケーションプールのセットアップについて詳しくは、「IIS アプリケーションプールをセットアップする(Windows)」セクションを参照してください。

  • 追加の書込/変更パーミッションの管理:ファイルベースのデータベースを使用するウェブサイトに対して、追加の書込/変更パーミッションをセットアップします(Windows ベースの顧客アカウントのみ)。
  • 共用 SSL 管理: プロバイダが取得して共有している SSL 証明書を利用して、サイトへの接続を SSL で防御します。

    詳しくは、「共用 SSL 証明書を使用する(Windows)」セクションを参照してください。

  • ハードディスククォータ割り当て:顧客アカウントでサポートされている場合、ディスク容量のハードクォータを調整します。
  • データベースサーバの選択: 複数のデータベースサーバが存在する場合、データベースの作成に利用するデータベースサーバを選択します。
  • データベースユーザのリモートアクセス: データベースユーザアカウントに対してカスタムのリモートアクセスコントロール設定をセットアップします。詳しくは、「カスタムアクセスルールをセットアップする」セクションを参照してください。
  • 高度なオペレーションへのアクセス:ウェブサイトのコピー: いずれかのウェブサイトのコンテンツを、別のウェブサイトまたは FTP ストレージにコピーします。詳しくは、「ステージングサイトを使用する」セクションを参照してください。
  • パスワード保護ディレクトリ管理: ウェブサイトの 1 つ以上のディレクトリをパスワードで保護します。保護されたディレクトリを訪問者が参照しようとすると、パスワードの入力が要求されます。詳しくは、「コンテンツへのアクセスを制限する」セクションを参照してください。
  • 補助ユーザアカウント管理: 補助ユーザアカウントを管理します。詳しくは、「補助ユーザアカウントを管理する」セクションを参照してください。
  • 追加書き込み/変更パーミッションの管理(Windows):httpdocs フォルダと httpsdocs フォルダのフルアクセス権をシステムユーザに付与します。
  • IIS アプリケーションプール管理(Windows):ウェブサイトの専用アプリケーションプールのオン/オフを切り替えたり、このプールで使用できる CPU パワーの最大量をセットアップします。詳しくは、「IIS アプリケーションプールをセットアップする」セクションを参照してください。
  • 共用 SSL 管理(Windows):ウェブサイト用に共用 SSL をオンにします。詳しくは、「共用 SSL 証明書を使用する」セクションを参照してください。