1. 初期サーバセットアップを実行します。

    サーバの初期化に必要な情報を提供するには、init_conf ユーティリティを --init コマンド付きで使用します。これには、以下の情報が含まれます。

    • Plesk 管理者の個人情報
    • インストール中に生成されたデフォルトパスワードに代わる、Plesk 管理者の新しいパスワード
    • フルホスト名(オプション)

    CLI を使用して初期サーバセットアップを実行する方法の詳細と例は、以下を参照してください。

  2. 製品ライセンスキーをインストールします。

    license ユーティリティを使用して、製品ライセンスキーと追加ライセンスキーをサーバにインストールします。

    CLI を使用してライセンスキーをインストールする方法の詳細と例は、以下を参照してください。

以下のオペレーションは、Plesk インストール後の構成で必ず行う必要はありませんが、本番環境用に Plesk を詳細に構成する場合に便利です。

Plesk ビューを定義する

Plesk インターフェースビューを切り替えるには、poweruser ユーティリティを使用します。

Plesk インターフェースビューを切り替える方法の詳細と例は、以下を参照してください。

サービスプロバイダビューとパワーユーザビューの目的と相違点については、「Plesk GUI」で説明しています。

デフォルトロケールを設定する

admin --update -locale を使用して、特定の言語を Plesk GUI のデフォルト言語に設定します。

管理者のインターフェース設定を構成する方法の詳細と例は、以下を参照してください。

例 1:初期サーバセットアップを実行する

以下のコマンドにより、次の処理が行われます。

  • デフォルト IP アドレスが 192.0.2.14 に、タイプが共有に設定される
  • デフォルトの IP アドレスについてネットワークマスクが 255.255.255.0 に、ネットワークインターフェース名が eth0 に設定される
  • Plesk に共有 IP アドレス 192.0.2.46192.0.2.47 が追加される
  • Plesk 管理者の名前が John Doe に、管理者のパスワードが adminpass に設定される
  • 管理者の電話番号が 555-5555 に、FAX 番号が 333-3333 に、メールアドレスが admin@example.com に設定される
  • 管理者の会社名が「Megacompany Inc.」に、番地が「45 Trail street」、市区町村が「New York」に、郵便番号が「10292」に、国が「United States」に設定される
plesk bin init_conf --init \
    -default-ip 192.0.2.14 \
    -netmask 255.255.255.0 \
    -iface eth0 \
    -ip-type shared \
    -hostname example.com \
    -shared_ips add:192.0.2.46,192.0.2.47 \
    -name "John Doe" \
    -passwd adminpass \
    -phone 555-5555 \
    -fax 333-3333 \
    -email admin@example.com \
    -company "Megacompany Inc." \
    -address "45 Trail street" \
    -city "New York" \
    -zip 10292 \
    -country US \
    -state NY

例 2:ライセンスキーをインストールする

以下のコマンドは、追加ライセンスキーをインストールします。

plesk bin license -i AB1C23-4DEF56-7GHI89-JK1L23-MNP456 -additional-key true